小田舎移住日記

ローメンテナンス菜園・果樹・多年草・不耕起・古民家・田舎暮らし

病気のタヌキが現れた

少しづつ進めている裏庭の上の段を開墾作業中、裏山からガサゴソと音がした。

野良ネコかと思い音のする方を見ていると、タヌキが現れた。
歩き方が変だし、皮膚は疥癬にかかっているのか毛が抜け落ちている。



帰れ!と大きな声をだしても枝を投げつけても逃げない。

それどころか、どんどん近づいてくる。

人がいるのに逃げないのが、そもそもおかしい。

人に飼われていたか餌付けされていたタヌキだろうか。


目の前まで降りてきて、地拵えしたところを乗り越えようとしているので、棒でつつこうとした。

とたん、速攻で棒に噛みついてきた。

病気でおかしくなっていると思ったのに、噛む力は強かった。

本能的に噛まれたらヤバイということがわかった。


何をやっても逃げないので、他人を見るとギャンギャン吠えまくる家の犬をタヌキの近くまで連れてきてもらった。
吠えて追い返してもらおうと思ったが、ガタガタ震えているだけだった。

家の犬は、家族を癒す以外の仕事はする気はないというのが、よくわかった。